溶接機・溶接棒・ケーブルの選定方法

溶接機と溶接棒の選定

現在生産されているエンジン溶接機のほとんどが発電機と兼用機です。
溶接を行なう場合、使用溶接棒の太さにより溶接電流は決まります。棒径と溶接機の関係は下記のようになります。

使用溶接棒の太さ 溶接電流
φ2.6mm棒中心 100A〜150Aクラス
φ3.2mm棒中心 180A〜200Aクラス
280A〜380Aクラス (二人同時溶接)
φ4.0mm棒中心 250Aクラス
φ6.0mm棒中心 300Aクラス以上

各メーカー型式と適用溶接棒および溶接電流別一覧

クラス 3.2mm/120〜160A 4.0mm/170〜200A
ガソリン ディーゼル ガソリン ディーゼル
北越工業 PGW150SCL - PGW180SCL
PGW180SCV
-
デンヨー GAW-135
GAW-150ES
- GAM-180SS DAW-180SS
新ダイワ工業 EGW135S
EGW151MS
EGW150MⅡ
- EGW181MS
EGW180MS-V
DGW190M
DGW200MT-2
クラス 5mm/250A 6mm/300A 3.2mm/160A×2人
ディーゼル ディーゼル ディーゼル
北越工業 - PDW300SN PDW300SNⅡ
デンヨー TLW-230SSK TLW-300SSK
DLW-300ES
DAW-300SS
DLW-300SDK (Y)
新ダイワ工業 DGW250MT DGW310MTⅡ-4
DGW311M
DGW310DMⅡ-4
DGW311DM

*溶棒径および溶接電流は最大値を示す。

溶接ケーブルの選定

溶接ケーブルは地面を引きずり回すことが多いので、丈夫で柔軟な溶接用キャプタイヤケーブルを使用してください。また長さに応じた推奨ケーブル以上の細いケーブルを使用すると、ケーブル自身の抵抗によって溶接ホルダと母材間の電圧が降下し、アークの不安定原因となって溶接作業はやりにくくなります。

溶接ケーブルの太さは長さと溶接電流から次の表を目安として、これ以上の太さのものを選定してください。

ケーブルの長さ
溶接電流
公称断面積 (mm2)
20m 40m 60m 80m 100m
100A 22 30 30 38 50
150A 30 30 38 60 60
200A 30 38 60 80 80
240A 38 50 80 100 125
300A 38 60 100 125 125
380A 60 100 125 150 150
  • *上記の溶接ケーブル太さは、電圧降下を約5V、使用率40〜50%で選定しています。
  • *ケーブルの長さは、往復 (アース線を含む) の長さです。

溶接ケーブルの太さを求める式
ケーブル太さ (mm2) =1/58×溶接電流 (A) ×ケーブル長さ (L) / 電圧降下 (V)

*ケーブル長さは往復 (アース線を含む) の長さです。また、電圧降下は5V以内として計算してください。

この計算結果がケーブルの許容電流値 (含む使用率) 以上であれば計算値より、以下であれば許容電流値よりケーブル太さを選定します。

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上記内容の出典は『レンタル用品総合カタログ』です。掲載ページのPDFファイルはこちらです。

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